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How am I supposed to live with ....


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「水換えは間隔を狭くして少量ずつ行うよりも、ある程度間隔を空けて多めの量を
 行った方がいい。少量ずつだと薄まってあまり意味が無い」

こういった話をマリンアクアリウムは始めてから何人かの人から聞いた記憶がある
数学的に考えてみたくなった

 [前提]
 ・100リットルの水槽に対して、有害な成分が100個存在していて、水換え
  によって除去する
 ・水換えにより、有害な成分は水換え量に比例した個数(水槽内に均一に存在)
  を除去できるものとする
 ・2とおりの水換え方法により、同じ期間水換えを実施し、期間が終えた時に、
  有害な成分がより少なく存在する方を良い水換え方法とする。
  期間中に有害な成分は他の要因で増えたり減ったりはしないものとする
 ・比較し易いようにするため、1日当たりの換算水換え量を同じとし、水換え間隔
  に違いをつけた2とおりの水換え方法を採用する

 [水換え方法]
 ・毎日10リットル(全体の10%)水換えをする方法を(1)とする
 ・1週間に1度、70リットル(全体の70%)水換えをする方法を(2)とする
 ・4週間実施した結果を比較する

 [水換え方法(1)の検証]
 ・有害な成分について
  1回目の水換えにより除去される量は、 100個 × 10/100 = 10個 
  よって、1日目の終わりに存在する成分は、    100 − 10 = 90個
  同様に2日目の終わりに存在する成分は、
                 90 個 − 90個 × 10/100 = 81個
  同様に3日目の終わりに存在する成分は、
               81 個 − 81個 × 10/100 = 72.9個
  これを4週(28日間)続けたとして、水槽内には
                   5.23個存在する(途中計算式は省略)  

 [水換え方法(2)の検証]
 ・有害な成分について
  1回目の水換えにより除去される量は、 100個 × 70/100 = 70個 
  よって1回目(1週目)の終わりに存在する成分は、100 − 70 = 30個
  同様に2回目(2週目)の終わりに存在する成分は、
                  30 個 − 30個 × 70/100 = 9個
  同様に3回目(3週目)の終わりに存在する成分は、
                  9 個 − 9個 × 70/100 = 2.7個
  同様に4回目(4週目)の終わりに存在する成分は、
         2.7個 − 2.7個 × 70/100 = 0.81個存在する 


 [検証結果]
 ・有害な成分については、4週間後の残量としては(1)は 約5.23個、
 (2)は約0.81個であり、水換え方法(2)が有害な成分の残量は少なかった
 ・水換え方法(2)は週1回、全体の70%と仮定したが、1度に70%の水換え
  は実作業としてかなり厳しい場合もあるので、水換量を少し緩和し、週1回で
  全体の50%の水換えとすると、水換え方法(1)とだいたい同じくらいの効果
  (残量約5.23個)が得られることが分かった(計算による検証は省略)

 
 [考察]
 ・検証結果のとおり、今回の前提の(1日当たりの換算水換え量を同じとし、水換
  え間隔に違いをつけた)場合では、毎日より週1回の水換えの方が有害な成分の
  除去に効果があった
 ・現実では、有害な成分が今回のような一定の状態から水換えによる除去だけとは
  限らず、生体により増殖されたりする。また一方で、有益な成分というものに
  着目すると、生体による消費減少、水換えによる追加などもあり得る
 ・このようなケースも一応、前提を幾つか置いて2とおりの水換え方法で検証して
  みると、やはり、毎日より週1回の方が効果があった(計算による検証は省略)
 ・今回の検証では、「水換えは間隔を狭くして少量ずつ行うよりも、ある程度間隔
  を空けて多めの量を行った方がいい。少量ずつだと薄まってあまり意味が無い」
  ということが裏付けられた結果となった
 ・ただ、あまり一度に大量の水換えを実施すると、水質が向上するとはいえ、急変
  するので生体へ影響が出る場合がある。
  何かトラブルが発生して水質が悪化し、生体へ影響が出始めている際の大量水換
  えの場合は例外だが、普段の通常飼育時に間隔を空けての大量水換えは、水換え
  前と後で水質が急変するので、やはりリスクがあると云える
 ・毎日水換えの利点としては、毎日の水換えである意味、リセットされるため、水
  質のブレ幅が週1回水換えに比べ明らかに小さい。サンゴにとっての水質におけ
  るストライクゾーンがある幅で存在し、その幅の中で水質のブレ幅が納まる、あ
  るいは納まっている時間が多くあることは望ましいことだ。これは週1回水換え
  よりも、毎日水換えの方が有利な点だ
 ・では、どのくらいの量と頻度の水換えが一番リスクが低く効果的かと云うと、そ
  れはもう各アクアリストの水槽環境に左右される、ということになるので、各自
  で最適な水換え量と間隔を見定めていく必要がある
  (今回の2とおりの水換え方法もあくまで「例」であって、水槽内の水質が安定
   するための指標的なものを云っているのではない)


以上、定量的に検証してみたが、あくまで理論上のお話であり、当たり前のことを再
認識したに過ぎない内容だった

我が家では、毎日約10%の水換えを実施している
目に見えてサンゴの状態が良くなってきたので満足はしている
しかし、いつまでこんな水換え生活を続けていくのか、正直不安に感じることもある

また、今回の検証で、週一回の方が(理論上ではあるが)効果が出ることを知ってし
まうと、今の毎日水換えから週1回くらいの水換えに浮気したい気持ちも出てきた

ただ、考察にも書いたが、サンゴにとっての水質におけるストライクゾーンがある幅
で存在し、その幅の中で水質のブレ幅を納めるためには、少量だが間隔を空けないこ
まめな水換え方法が有利だ

結局のところ、目の前のサンゴの様子を観察しながら、自分のライフスタイルに影響
が出ない程度の水換え量と頻度を模索していく、ということか。
あまり頑張り過ぎて途中で息切れし、その結果、水換えをやらなくなってしまったら
本末転倒.....
 

今宵はこれまでにしとふございます

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p.s.1枚目写真は、クイーンエンゼル Mサイズ
   2枚目写真は、ウスエダ系?ミドリイシ

 2枚目写真のミドリイシは購入当時のもの
 入荷して間もないこの透明感をいつまでも維持したいと思うが、現在ではこの
 透明感は維持できず、少しマッドな黄色になってしまっている

 こういう透明感のようなものはとても維持が難しいとの思い込みがあって、
 あっさり割り切ってしまうというか、諦めてしまう
 じゃ、自分自身がサンゴ飼育に対しての、諦めないこだわりを持つ部分は何か?
 というと、かなりボヤけていて明確になっていない

 最終的にどんなサンゴを目指しているか、どういうサンゴを飼育したいか、を
 明確にしないまま飼育を続けている毎日だ

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